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WAMARE経済情報

沖縄に2店舗目のリノベ体感型ショールーム

通路として導線を確保しながらクロゼットとしても利用できるWTCを採用

窓に対面していたキッチンを移動させ、リビングを見渡せるようにした

(株)リノベースとリノベる(株)は19日、6月10日にオープンする「リノベる。沖縄 小禄ショールーム」(沖縄県那覇市)のメディア向け説明会を開催した。2020年3月にオープンした「リノベる。沖縄 首里ショールーム」に続く2店舗目。

リノベるの沖縄におけるエリアパートナーだった(株)フクチプランニングから、21年にリノベーションを専門とするリノベースが事業を承継。首里ショールームは、ファミリー層がターゲットだが、単身者やDINKSからの反響も多く、コロナ禍でも年間150件ほどの問い合わせがあり旺盛なリノベーション需要が確認できた。同社のスタッフを2名から7名に増やし体制を強化したこともあり、新たに小禄ショールームをオープンした。

沖縄都市モノレール線「赤嶺」駅徒歩3分に位置。リノベーションした築30年のマンションの1室(65平方メートル)を、24年3月までの期間限定でショールームとする。

3LDKの間取りから1LDK+WTC(ウォークスルークロゼット)に変更。オーナーがバイク好き、旅行が趣味ということから、玄関をバイクが置ける広さに拡張、スーツケースが収納できるスペースを確保。また、リビングが見渡せるようキッチンの位置を移動、室内の空気を循環させるシーリングファンも設置した。総工費は約1,300万円(税込み)。

今後の事業展開について、リノベース代表取締役の福地一仁氏は「2店舗目のショールームのオープンにより、ファミリー層だけでなく単身・DINKSの新たな需要も掘り起こしたい」と言及。また、クリニックや事務所、店舗、ホテルといった非住宅分野のリノベーションも手掛けるほか、「空きビルを商業ビルに利活用するなど、リノベーションを通じたまちづくりにも力を入れていきたい」と話した。23年度は、受注件数13~14件、売上高2億6,000万円を目指す。

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