(株)東京カンテイは21日、2023年8月の三大都市圏の中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。
首都圏の既存マンション価格は4,777万円(前月比0.6%下落)となり、6ヵ月連続の下落。都県別にみると、東京都は6,376万円(同0.5%下落)、神奈川県は3,659万円(同0.8%下落)、埼玉県3,013万円(同0.4%下落)、千葉県2,774万円(同1.1%下落)と全都県で下落となった。東京都が小幅ながら4ヵ月連続下落。築浅事例の減少で平均築年数がやや進行していることが下落の要因。
近畿圏の平均は2,901万円(同0.1%下落)と小幅な下落。大阪府は3,085万円(同0.1%下落)、兵庫県は2,539万円(同0.5%下落)と4ヵ月ぶりに下落した。大阪府は、4ヵ月連続で下落した。
中部圏の平均は2,255万円(同0.1%上昇)。愛知県は2,399万円(同0.1%下落)と、年初以来の低水準が継続している。
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