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不動産管理事業は伸長/スターツ24年3月期

スターツコーポレーション(株)は10日、2024年3月期決算(連結)を発表した。

当期(23年4月1日~24年3月31日)は、売上高2,334億800万円(前期比0.2%減)、営業利益304億9,800万円(同8.6%増)、経常利益333億9,600万円(同11.3%増)、当期純利益220億9,500万円(同9.3%増)の減収増益。

主力の不動産管理事業では、期末管理物件数がアパート・マンション14万8,875戸、社宅管理代行10万6,605戸など、堅調に増加。これに分譲マンション管理戸数4,117戸、24時間緊急対応サービス受託戸数65万8,054戸を合わせて、期末の総管理物件数は住宅91万7,651戸・駐車場16万9,742台、ビル・施設2,643件に。セグメント売上高は905億1,000万円(同4.4%増)、営業利益125億5,300万円(同11.1%増)。

賃貸仲介事業は、管理物件数の増加に伴って仲介手数料・更新手数料収入が堅調に推移。地域密着型の法人取引の拡大にも注力し、セグメント売上高78億7,900万円(同2.5%増)、営業利益24億9,500万円(同0.5%増)と増収増益となった。

建設事業では工事は順調に進捗したものの、建築資材価格の高騰、労務費の上昇により、セグメント売上高は772億800万円(同4.1%増)、営業利益69億2,500万円(同7.0%減)となった。期末の受注残高は1,311億4,000万円(同4.2%増)。

次期は、売上高2,280億円、営業利益307億円、経常利益307億円、当期純利益224億円を見込む。

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