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WAMARE経済情報

防犯に求める設備トップは「モニタ付インターホン」

不動産情報サービスのアットホーム(株)は9日、「住まい探しと防犯意識の実態調査」の結果を公表。過去2年以内に防犯を意識して住まい探しを行ない、現在賃貸物件で一人暮らしをしている19~80歳の男女477人を対象にインターネットによるアンケート調査を実施した。調査期間は4月5~8日。

長期で不在にする際に、自宅の防犯についてどのように感じるかを聞いたところ、「非常に不安」「やや不安」を合わせて44.0%に。また、長期不在時に行なっている防犯対策については、「カーテンを閉める」(56.2%)、「戸締りを念入りに確認する」(53.2%)がいずれも5割を超え、次点の「玄関や窓に補助錠を付ける」(17.6%)を大きく引き離した。

引っ越しの際に物件周辺の治安状況を調べたのは57.0%。調べた方法については、「そのエリアを実際に訪れた」(43.0%)が最多だった。

防犯のために欲しい住まいの条件・設備で最も多かったのは「モニタ付インターホン」。男女別にみると、男性は「防犯カメラ」(50.8%)がトップで、「モニタ付インターホン」「オートロック」(47.5%)が同率2位。女性は「モニタ付インターホン」(54.4%)が1位で、「オートロック」(49.4%)、「防犯カメラ」(48.1%)と続いた。なお、モニタ付インターホンを付けるため家賃に上乗せしても良い金額は平均で、1,497円。防犯カメラは1,811円を上乗せできると回答した。

また、「不動産会社から周辺の治安情報を教えてほしい」と回答したのは、77.4%。「周辺の夜道の明るさ・人通りの多さ」(57.2%)や、「エリアの特性(繁華街・住宅街など)」(50.4%)の情報提供が求められていることが分かった。
自宅や自宅周辺で防犯面に不安を感じたことがあるのは約4割。うち25.4%が物件の管理会社やオーナーに連絡していた。

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