(株)東京カンテイは14日、2024年10月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。
首都圏の平均賃料は3,567円(前月比0.3%下落)。全域的に築浅事例の減少に伴って弱含んだ影響から4ヵ月連続で下落した。
都県別に見ると、東京都は4,132円(同0.9%下落)と2ヵ月ぶりの下落。埼玉県は2,251円(同1.7%下落)も6ヵ月ぶりに反落となった。また、神奈川県は2,779円(同1.7%下落)、千葉県は1,979円(同1.2%下落)と、共に1%以上の下落となった。
近畿圏は2,327円(同0.1%下落)とわずかながら2ヵ月ぶりに下落。大阪府は2,705円(同0.1%下落)と、平均築年数がやや進んだもののわずかな下落にとどまった。一方、兵庫県は1,807円(同0.3%上昇)と2ヵ月ぶりに上昇した。
中部圏は2,050円(同1.0%上昇)、愛知県は2,105円(同0.7%上昇)と、そろって4ヵ月連続の上昇となった。
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