(株)東京カンテイは24日、2022年10月の三大都市圏における中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。
首都圏の既存マンション価格は4,809万円(前月比0.7%上昇)と、18ヵ月連続で上昇した。都県別でみると、東京都は6,405万円(同0.4%増)と小幅ながら3ヵ月連続で上昇。神奈川県(3,625万円、同1.2%上昇)や埼玉県(2,977万円、同1.4%上昇)、千葉県(2,685万円、同1.8%上昇)は、軒並み1%以上の上昇率を示しており、引き続き東京都に比べて力強さがうかがえた。
近畿圏は2,867万円(同0.4%下落)と、主要エリアの弱含みや大阪エリアでの事例シェア縮小等が影響し、9ヵ月ぶりに下落した。大阪府は3,100万円(同0.1%下落)とわずかに弱含んだもののここ3ヵ月、目立った動きはない。兵庫県は2,484万円(同0.1%下落)となった。
中部圏は2,251万円(同0.9%上昇)。愛知県は2,389万円(同1.0%上昇)と、そろって上昇した。
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