不動産用語集

不動産取引に関する基本的な用語から専門的な用語まで、多言語展開で解説をまとめた不動産用語集です。

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階段

kaidan

  • 英語stairs
  • 繁体字樓梯
  • 簡体字楼梯

高低差を移動するための構造物、言い換えると「きざはし」または「梯子段」とも呼ばれるもの。これは建物内でフロア間を結ぶための施設として用いられ、また斜度の強い道路にも設けられることがある。階段は幾つもの平面が段差を持って次々と連なる形状をしている。この構成要素としては、隣接する平面間の高低差を指す「蹴上げ」、足が載る平面の深さを「踏面」、高さのある階段中間に設ける平坦な部分を「踊り場」と呼ぶ。建築規定に従えば、住宅用の階段では、蹴上げの寸法を23cm以下(共同住宅の共有部では22cm以下)、踏面の寸法を15cm以上(同21cm以上)、その幅を75cm以上とし、高さ4mごとに踊り場を配置し、手すりを設けることが義務づけられている。ただし、蹴上げ踏面の寸法の関係や、階段の傾斜角度については特に定められていない。また、階段の形状としては、直行するタイプ(直階段)、踊り場で90度方向を転換するもの(かね折れ階段)、方向が180度変わる所で折り返すもの(折り返し階段)、螺旋形状で昇降するもの(螺旋階段)などが存在する。

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