国土交通省は31日、2023年2月の建築着工統計を公表した。
新設住宅着工戸数は6万4,426戸(前年同月比0.3%減)と減少に転じた。新設住宅着工床面積は520万1,000平方メートル(同1.5%減)と反転減少、季節調整済年率換算値は85万9,000戸(同3.8%減)と3ヵ月ぶりに減少した。
利用関係別では、持家が1万8,368戸(同4.6%減)と15ヵ月連続で減少した。貸家は2万4,692戸(同4.7%増)と24ヵ月連続の増加。分譲住宅は2万1,062戸(同1.8%減)と3ヵ月ぶりの減少。そのうちマンションは9,750戸(同0.2%増)と3ヵ月連続の増加、一戸建て住宅は1万1,202戸(同3.3%減)と4ヵ月連続の減少だった。
三大都市圏では、首都圏が総戸数2万3,917戸(同5.9%減)、内訳は持家4,082戸(同11.4%減)、貸家9,465戸(同10.9%減)、分譲1万320戸(同1.9%増)。中部圏が総戸数7,055戸、内訳は持家2,859戸(同7.2%減)、貸家2,285戸(同16.4%減)、分譲1,766戸(同33.0%減)。近畿圏が総戸数1万673戸(同20.3%増)、内訳は持家2,579戸(同8.5%増)、貸家4,574戸(同33.4%増)、分譲3,499戸(同16.3%増)となった。
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