(株)東京カンテイは10日、2023年6月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内。木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は5,316万円(前月比0.7%上昇)と、3ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都が6,305万円(同0.8%下落)と、2ヵ月連続で下落。神奈川県は4,808万円(同3.1%上昇)と、反転上昇となった。千葉県は4,257万円(同5.9%下落)と2ヵ月連続の上昇から反転下落。埼玉県は4,266万円(同2.5%下落)と、再び下落に転じた。価格が上昇したのは神奈川県のみ。東京都は価格の下落が続いている。
近畿圏の平均価格は3,774万円(同2.6%下落)。主要府県別では、大阪府が3,742万円(同1.9%下落)と、反転下落した。兵庫県は4,109万円(同0.8%下落)と2ヵ月連続の下落。京都府は3,680万円(同4.6%下落)と、3ヵ月連続の下落となった。大阪府は、14年4月の集計開始以来最高価格を2ヵ月連続で更新していたが、6月は反転下落となった。
中部圏は3,893万円(同1.3%下落)、愛知県は3,927万円(同1.2%下落)と、再び下落に転じた。
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