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WAMARE経済情報

都心5区ビル空室率、2ヵ月連続で低下

三幸エステート(株)は11日、2022年10月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および、全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模賃貸オフィスビル(1フロア面積200坪以上)のマーケットデータを公表した。

東京都心5区の空室率は4.57%(前月比0.13ポイント低下)となった。2ヵ月連続で低下したものの、小幅な動きとなっており、4%台後半の水準が継続している。統合移転などにより、新築ビルや大口の二次空室を抱えるビルで空室床の消化が進んだことが主な低下要因。潜在空室率は7.58%(同0.18ポイント低下)と空室率と同様、2ヵ月連続で小幅に低下した。

1坪当たりの募集賃料は2万7,908円(同38円増)と2ヵ月連続で上昇したものの、前月からほぼ横ばいの2万7,000円台後半で推移している。湾岸エリアを中心に、大口の空室を抱えるビルでは、条件の見直しやキャンペーンを実施する動きが続いている。募集面積は71万8,276坪(同2万4,698坪減)となった。

全国6大都市の空室率は、東京23区4.6%(同0.2ポイント低下)、札幌市1.3%(同0.1ポイント低下)、仙台市3.3%(同0.5ポイント低下)、名古屋市5.0%(同0.2ポイント低下)、大阪市4.3%(同0.2ポイント上昇)、福岡市2.7%(同0.1ポイント低下)。

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