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WAMARE経済情報

1年かけてシニアレジ居住者の自助・共助意識を向上

防災設備を確認している様子

(株)コスモスイニシアは26日、アクティブシニア向け分譲マンションで1年にわたり行なってきた、災害時における居住者の自助・共助意識の醸成と向上を図る取り組みについて報告した。

(株)いのちとぶんか社、大和ライフネクスト(株)、(株)コスモスライフサポートと共同で実施。コスモスイニシアが供給した「イニシアグラン札幌イースト」(札幌市中央区)にて2023年10月から進めてきた。同施設には24時間365日スタッフが常駐しているものの、災害時にはスタッフも被災する可能性があり、居住者自身が防災意識を持つ必要性があるとして、活動を開始。マンション周辺の状況把握や、平常時から備える必要性を説くセミナーの実施、同施設専用の防災行動マニュアルおよび大和ライフネクストのマンション防災サービス「manbow(マンボウ)」を用いた同施設の建物設備に関する防災マニュアルの作成等を行なってきた。

24年11月20日、取り組みの集大成として実施した防災訓練には居住者22人が参加。避難階段や防災倉庫、防災設備の位置や使い方を確認し、住民主体の助け合いに関する意識の共有等も行なったところ、居住者からは「実際に館内をまわりながら説明を受けられたのが良かった」「防災備蓄や家具の転倒防止など、自分でやらなければいけないことが分かった」などの声が寄せられ、「自分たちでできることは、自分たちでする」という自助・共助意識の高まりが感じられたという。

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