(公財)東日本不動産流通機構は10日、2025年2月の首都圏不動産流通市場動向を公表した。
同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は4,152件(前年同月比23.9%増)と4ヵ月連続の増加で、2ヵ月連続の2桁増となった。都県別では、東京都が2,304件(同29.4%増)、埼玉県405件(同22.0%増)、千葉県445件(同5.2%増)、神奈川県951件(同24.5%増)と、全都県で増加。占有率の高い東京都区部が1,899件(同31.1%増)と3割超の増加率を記録して全体をけん引した。
1平方メートル当たりの平均成約単価は79万1,400円(同4.8%上昇)と、20年5月以降の連続上昇は58ヵ月となった。1戸当たりの成約価格は4,985万円(同2.6%上昇)と、こちらも4ヵ月連続の上昇。平均専有面積は62.99平方メートル(同2.1%縮小)。平均築年数は26.04年と前年同月よりも2.84年増加した。
新規登録件数は1万5,507件(同7.3%減)となり、12ヵ月連続で減少。在庫件数は4万5,214件(同5.1%減)となり、10ヵ月連続で前年同月を下回った。
既存戸建ての成約件数は1,690件(同44.8%増)と大幅に増加して4ヵ月連続の増加。地域別でも神奈川県で約6割増、千葉県でも5割超増と、各都県で大幅な上昇となっている。成約価格は3,920万円(同0.6%上昇)とほぼ横ばいでの推移となった。
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