城西エリアについて(中野区、杉並区、練馬区)

東京23区のうち、中野区、杉並区、練馬区の3区で構成されるこの一帯は、かつての江戸城(現在の皇居)から見て西側に位置しているため「城西エリア」と呼ばれています。この一帯は鉄道の開発と1923年の関東大震災により、多くの人が流入してきたことで宅地化がされました。台地という特性上地盤が固く地震の揺れが増幅しにくいことや、液状化にも強い地域ということで、現在もなお人口の流入が多く、住宅地として発展し続けています。

中野区

新宿区など都心部に近いエリアにも関わらず商店街や住宅街が多く、様々な世代の人々が住んでいる中野区。サブカルチャーの聖地として国内外から注目を集める「中野ブロードウェイ」をはじめ、マニアやコレクターにはたまらない店舗が立ち並んでいるのが特徴です。一方で、近年は「中野四季の都市」の開発により大学や企業誘致が進んだことで、新たな層の取り込みも進んでいます。

杉並区

都心の良さと郊外の良さ、2つの顔を持つ住宅地である杉並区。「永福」や「浜田山」といった指折りの高級住宅地を有する一方、活気あふれる商店街が多いことや、地域イベントが活発であるなど庶民的な一面も併せ持っています。中でも「阿佐ヶ谷」での七夕まつりや「高円寺」の阿波踊りではそれぞれ80万人以上と区内外の人が多く参加し毎年楽しみにしている東京の夏の風物詩になっています。

練馬区

日本のアニメ発祥地として知られる練馬区。東映アニメーションのある大泉学園駅は「大泉アニメゲート」や「大泉ゆめてーる商店街」など「聖地」ならではのスポットが多く存在し、100社近いアニメを制作する会社が集まっている区です。また都心へのアクセスが便利なだけでなく、「光が丘公園」や「石神井公園」をはじめとした緑、公園の多さは東京23区内で1位であり、利便性と緑豊かな住環境が両立する住宅地としても発展しています。