「shiro by(シロ バイ)」シリーズは、会員制プレミアム酒ECサイト「NOMUZO.STYLE(のむぞすたいる)」と、全国各地の酒蔵とのコラボレーションによって実現したプレミアムな日本酒ブランド。蔵人が「これまでに味わったことがない日本酒」を追求して生み出されたお酒はまさに“プレミアム”な美味しさです。
作り手の思いをのせた、真っ白なラベル
さまざまなストーリーを持つ全国の酒蔵を発掘し、ここでしか買えないプレミアムなお酒を共に開発することをコンセプトに、2021年に誕生した「shiro by」シリーズ。ブランドの生みの親である「NOMUZO.STYLE」 は「限定醸造」にこだわるなど、プレミアムな日本酒のみを取り扱う会員制サイトで、海外でも「SAKE」の名称で親しまれる日本酒文化を次の時代にも受け継ぐために、全国各地の蔵人とSAKEファンをつなぐ役割を担っています。
「shiro by」の名前は、個性豊かな日本酒をキャンバスになぞらえ、作り手である酒蔵が独自の色(味わい)で彩ることに由来しています。酒米をはじめ、それぞれの蔵人が選び抜いた素材を原料に、技術と想いを集結させたお酒はどれも数量限定。スタイリッシュな黒いボトルに真っ白いラベルが貼られただけのシンプルなデザインは、「いったいどんな味がするのだろう…」と飲み手の想像力をかき立てると同時に、蔵人たちが描いた“絵”に思いを馳せながら味わう楽しみもあります。
海外でも認められたshiro by第一弾「純米大吟醸 shiro by ASAMASHUZO2021」
shiro byの記念すべき第一弾として発売された「純米大吟醸 shiro by ASAMASHUZO2021」は、群馬県の知る人ぞ知る酒蔵、「浅間酒造(あさましゅぞう)」が手がけています。
創業は明治5(1872)年。は周囲を山に囲まれた標高約600メートルの高地に蔵を構え、日本海側から冷たい風が吹き込む寒冷地で酒造りを行っています。浅間酒造の蔵人たちが何よりも大切にしているのは、地元産の酒米に加え、浅間山系の軟水(天然水)と奥上州ならではの乾燥した環境という、この土地ならではの個性や風土(テロワール)を生かした酒を造ること。平成23(2011)年からは、「ワインの造り手の多くがぶどうの栽培から行うように、米の栽培から酒造りに携わることで“真の地酒”を醸したい」との想いから、酒米の栽培にも取り組んでいます。
この「純米大吟醸 shiro by ASAMASHUZO2021」には、地元にある自社の畑で栽培した酒米「改良信交(かいりょうしんこう)」を使用しています。改良信交は“幻”ともいわれる希少な品種で、15%まで磨きこむ(削る)ことでお米本来の上品な旨み、程よい酸味など、豊かな味わいを持つお酒に仕上げられています。
国内はもとより、海外でも高く評価され、毎年ロンドンで行われる世界的に権威のあるワインコンテスト「IWC-インターナショナル・ワイン・チャレンジ-2021」のSAKE部門純米大吟醸の部において、酒造初となる金賞を受賞しました。
浅間酒造では“日本一野菜に合うお酒”を目指しており、蒸したり、焼いたり、漬けたりといった調理法でシンプルに旬の食材を味わう際のお供にぴったり。この他、素材本来の美味しさを生かした、軽くてあっさりした味わいの料理と合わせるのがおすすめです。
新潟が誇る銘醸が手がけるプレミアムなSAKE「shiro by minenohakubaishuzo 2021」
越後平野のほぼ中央、角田山(かくだやま)の麓で酒造りを行う「峰乃白梅酒造」は、徳川家光が治めていた寛永年間(1624年)の創業。酒どころとして知られる新潟県でも2番目に古い歴史を持つ蔵です。
蔵を代表する銘酒「峰乃白梅(みねのはくばい)」は、同じく新潟県内の酒蔵が手がける「越乃寒梅」、「越中梅」と並んで“越後の三梅”の一つに数えられるなど、地酒ブームの先駆け的存在としても知られていますが、淡麗辛口タイプの酒質が多い新潟において、芳醇旨口タイプを軸とした新しい日本酒造りに励んでいる点も大きな特徴です。
2017年からは著名な杜氏・井島氏を招へいし、酒造りをゼロから見直し、数々のコンペティションで賞を獲得している他、次世代の蔵人の育成にも力を入れるなど、さらなる躍進が期待される酒蔵です。
「shiro by minenohakubaishuzo 2021」は、そんな峰乃白梅酒造の最高峰である純米大吟醸酒。上質な山田錦を100%使用し、精米歩合35%まで磨くことで、やわらかな口当たりやバランスの取れた甘さ、酸味を実現しました。ふくよかで芳醇な旨みは、魚介類を使った料理をはじめ、甘辛い味付けの料理と合わせるのもおすすめです。
まとめ
今回は蔵人たちが特別な想いを込めて作った日本酒「shiro by」シリーズから「純米大吟醸 shiro by ASAMASHUZO2021」、「shiro by minenohakubaishuzo 2021」をご紹介しました。
作り手が原料を厳選し、想いを込めて仕込んだ日本酒はどちらも今回限り、数量限定のため、まさに“一期一会”の1本。
特別な日に、お気に入りのつまみを揃えて独り占めするもよし、個性的な人へ他とは差を付けたギフトを贈りたいというときにも最適です。